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タンザニアとブルンジ国の合弁水運会社は、タンガニーカ湖における貨客輸送を扱っている。
タンザニア港湾における海上貨物の取扱い実績は、次の通りである。

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ダンザニア主要港湾の設備その他の概要は、次の通りである。
1. ダル・エス・サラーム港
同港は、タンガ港とともに、コーヒー、綿花、シザル麻などタンザニアの重要輸出品の積出港として知られている。
港内へは、どの船舶も北方および南方の砂州に面した2つの堤防に囲まれた水路(長さ約2キロ、最小幅128m、最小水深6.57m)を通過して入港する。
錨泊地は、全長183m、吃水9.1mまでの船舶の収容が可能である。
深水バース11(延べ長さ2,000m、水深10m)春よびハシケ埠頭(延べ長さ588m)がある。
荷役設備は、3〜20トン電動クレーン30基、4〜30トン移動クレーン33基、クレーン船(能力120トン)1隻、フォークリフト・トラックおよびトラクターなどを多数備えている。
タンカー・ターミナルの“T”型ジェティ(水深9.8m)は、長さ183mまでのタンカーの収容が可能である。また、係船ブイは10万DWT船(最大吃水17m)の収容が可能である。
清水および食糧の供給は可能であるが、燃料油の補給には制限がある。
曳船はハシケ曳航用が8隻と、離接岸用が3隻ある。
船舶修理設備は、小型スリップウェー(能力100トン)、その他小規

 

 

 

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